『世界の果てまでヒャッハー!』はとんでもなくハッピーで愉快だった



(C)ALEX FILMS - MADAME FILMS - M6 FILMS - CINEFRANCE 1888


先日、仲良くさせて頂いているKさんが宣伝している『世界の果てまでヒャッハー!』の試写に行ってきた。
それほど上映館が多い作品ではないので、試写の時間ギリギリでも大丈夫かななんて勝手に思っていたら、なんと満員御礼状態。私は何とか座れたけれど、予備席が出されるほどの人気に心の中で「ごめん...侮っていた」と。

始まってそうそう見た目からしておバカなフランス人たちが、いきなりおバカムード全開で飛ばしまくるんだけど、これが何とも爽快で良い!映像は、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』などのホラー映画に多用されているファウンド・フッテージを採用しているので、臨場感もあるし、おバカの目線でストーリーが進んでいくので、なぜ今までコメディで使わなかったのか!!!目から鱗だった。


ストーリーはとってもシンプル

結婚を考えているソニアを連れ、お騒がせな男友達とバカンスに繰り出した主人公フランク。ひょんなことから男たちとおばあちゃんがジャングルで行方不明に!残されたのはハンディカメラ1台、いなくなったメンバーを探すため、ソニアたちはカメラの映像を確認するが、そこに映っていたのは、とんでもないアドベンチャーの数々だった!

世界中のセレブの注目が集まる映画のロケ地、ブラジル「Itacare」がとにかく綺麗

本作のロケ地に使われているのがブラジル。その中でも世界中のセレブに人気の高級リゾート地イタカレで全編撮影という、なんとも贅沢な映像となっている。ジャングルの奥地に生息する部族は現地人が演じ、現地の洞窟や森でのサバイバルは、まるで本当に秘境を旅しているかのようなリアリティなのだ!


個性豊かなキャストにも注目

主演・監督・脚本を手がけるのはコメディアンとして多くの番組および『ハートブレイカー(10)』に出演するフィリップ・ラショー。イケメンなのに、どこか間の抜けた3枚目が役にドはまり!
周りを囲む男友達もコメディアンやDJなど、どっぷり映画俳優じゃないところが良い!


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今までにも数々のおバカ映画を観てきたけれど、「俺たち」シリーズや「ハングオーバー」のような調子に乗りすぎて観ているこっちがハラハラすることもなく、終始気楽に笑っていられる貴重なおバカ映画なんじゃないかと思う。
デートでもボッチでも絶対に楽しめる今秋一押しの作品(ハッピー枠)!


そして、試写の後はKさんとDinner。
銀座で美味しいリヨン料理といえばブション・ドール。 銀座はカジュアルフレンチから高級フレンチまで数多くあけれど、コスパを重視すると行く店は限られる。その一つがここ。リヨンのブション(居酒屋)というだけあって、店内もとってもカジュアル!
この後、もう一件顔を出さないといけない集まりがあったため、スパークリング1本にお料理は2品しか頼めなかったけれど、満足の2品!


野菜の盛り合わせはいろいろな種類の野菜が生だったり茹でてあったりフライにしてあったりと、とにかくそれだけで手が込んている。真ん中のソースはキノコのソース。すべての野菜に合う、香りも味も完璧なソースでした。
前菜の盛り合わせはリヨンにふさわしく肉肉しい!!!  リヨン名物「ピスタチオ入りソーセージ」や「豚肉のリエット」、「豚肉のテリーヌ」なんてフォークを入れただけで崩れるほど柔らかくて美味しい。


銀座でDinnerをお探しの方はぜひ、一度行ってみてください!