ママを満足させるベビーカー選びとは

こんにちは。
先日8カ月を迎え、検査の結果もおおむね順調とのことでした。
ただ、母体に関しては肝臓の数値が少し高いと言われ、楽観的な私も流石にちょっと暴飲暴食を控えようかなとか思いました。

さて、そろそろベビー用品を買い始めなければと肌着類やおくるみなど揃え出しましたが、動けなくなってからでは遅いベビーカーがなかなか決まらず迷いに迷っていました。


当初は、無駄に大きい海外メーカーより、安心安全の国内メーカーでしょ! なんて考えていたので、アップリカやコンビで手を打とうとほぼ2択でした。
両メーカーとも、9月に新商品が出て、その新商品を比較してどちらを買うかを決めようと思っていましたが、実際どうもしっくりこないんですよね。

何でも流行りとか、ヒトと同じものを好かない私にとって、それらはあまりにも普通で自分を納得させるまでの域に達しなかったんです。
そこからです、海外メーカーに目を向け始めたのは。


そこで、実際に見て・触って・説明を受けた私の中で最終選考まで残ったベビーカーたちををちょっとだけ紹介したいと思います。



路面のほこりや熱からベビーを守る、充実の機能が嬉しいベビーカー

【What's SORARIA PREMIUM?】
ベビーのための最上級の「心地よさ」と、ママの毎日の為の最上級の「使いやすさ」を実現。
ソラリアは、衝撃吸収性と通気性を備えた究極のシート構造と、その日の気温に合わせて通気を3段階に調節できるシート裏側の通期孔により、日々成長するベビーに快適な空間を作り出します。
また、対面と背面のハンドル切り替えの位置が高いので、操作も楽ちんです。
ベビーにとってもママにとっても、優雅で快適なベビーカーです。

国内メーカーの中では、間違いなくハイクラスの逸品。そのエレガントなフォルムからは想像がつかない程高機能な特徴を持つソラリアは、常にベビーとママの快適性を重視しています。 対面式と背面式のハンドル切り替えに連動し、自動で前輪のロックが解除。常に進行方向に対して後輪はロックされ、前輪はフリーに。対面時も小回りがきて押しやすさがさにUP!また、対面時でもハンドルの高さが低くなりにくい「ダブルハイポジション ハンドル」によって、対面時でも楽に操作が可能です! 大きなパパにも嬉しい計算されたキャスター位置で、車輪が足にあたり難い構造になっています。

■対象年齢
生後1カ月〜3歳位まで
■サイズ
立体時:W48.5cm/D69cm〜95cm/H86cm〜103cm
折畳時:W48.5cm/D38cm/H85.5cm〜96cm
■本体重量
7.5kg
■最大許容重量
15kg以下
■安全基準
製品安全協会A型SG合格品
■希望小売価格
59,850円(税込)

【個人的な感想】
「これは良い!」。 ベビーカーを真剣に悩みだした当初、国内メーカー以外なんてありえないと思い込んでいた私は、この痒いところに手が届き過ぎるソラリアプレミアムに一目ぼれ。 シート位置がこんなにも高いし、背面・対面にもなるし、軽いし、通気性は良いし、もうこれしかない!と思っていました。 やはりベビザラスや赤ちゃん本舗に行ってしまうと、メーカーと流通の関係性が顕著に出るので、それはそれは海外メーカーの至らない点と国内メーカー(しかも沢山流通にお金を落としているメーカー)の良い点の比較が凄い! もちろん、このソラリアは良い商品です。それは間違いない。ある程度の重量もあるし、小回りも利くし、操作も楽だし、ベビーの事も凄く良く考えてくれています。 でも、なんだかハンドル部分がちょっと頼りなかったり、外に出た時の車輪から来る衝撃はどうなの・・?と思うほど、クッション性を感じない。全体的にママとしてベビーを支えるには不安定な感じがしてしまいました。この時点で、国内メーカーから、海外メーカーへと視点が移った気がします。

                                                                                                          • -

City Mini GT
わずか2秒でたためる感動のベビーカー!!!

【What's City Mini GT?】
ベビージョガーの定番人気モデル、シティミニのグランツーリスモ(GT)バージョンが新登場。シティミニの昨日はそのままに、さらに全輪直径22cmのフォーエバーエアータイヤ(空気の代わりにウレタンフォームを入れたノーパンクタイヤ)、地上から50cmのハイシート、高さ調節ができるハンドルバー、手で操作できるブレーキ、ママだけでなくてパパにも嬉しいかっこいいカラーは4色、ブラックフレームが美しいラグジュアリーモデルです。



なんと言っても、シティミニの優れた点は特許取得のワンステップ折りたたみ!左右の安全ストラップを外し、音は、折りたたみストラップを引き上げるだけ。折りたたみのわずらわしさを解消します。


■対象年齢
首がすわってから(生後3カ月頃)〜5歳くらい
■サイズ
組立時:全長113cm/幅61cm/高さ97cm(ハンドルを水平にした場合)
折畳時:全長84cm/幅61cm/高さ25cm(車輪付きの場合)
■本体重量
9.5kg
■最大許容重量
34k=29kg(シート)+1kg(ソート後部ポケット)+4kg(バスケット)
■生産国
中国
■安全基準
アメリカ安全規格ASTM F833、ヨーロッパ安全規格EN-1888適合
■希望小売価格
49,800円(税込)



【個人的な感想】
すごく良い。海外製品なので、改札を通れない位大きいのは当たり前ですが、3輪タイプの中ではそれほど大きさを感じない方かと思います。こちらは(GT)なので、普通のシティミニと比べると確かに2kg分位奥行きがあったりして少し大きめに感じますが、それは2つを並べて比べたから・・のこと。また、私のベビーカー選びのポイントの1つとして重要視しているのがタイヤ。繋ぎ目の追い日本の歩道ではしっかりしたタイヤとサスペンションが大事だと思っています。 このシティミニ(GT)は、全輪8.5インチ(22cm)もあるフォーエバータイヤ。空気入れは不要ですし、パンクの心配もないんです。 せっかくゆったり海外製のベビーカーに乗せているのであれば、ベビーの乗り心地の良さをさらにUPする走行性は必須ですね。また、もう1つベビーカー選びで重要視しているのが大きな帆。シティミニシリーズは、2つの透明窓付きで、3段階調節ができます。 なんと150度までリクライニングするんです!海外ブランドで1番ネックになる”帆”問題が解決です。

                                                                                                          • -

Quinny
数あるハイクラスベビーカーの、さらに先を行く最先端ベビーカー
【What's Quinny MOODD?】
Quinny BUZZの持つ、堅牢でハイセンスなフレームデザインから発展したニュープロダクト。鮮やかなブラック&ホワイトフレームが織り成す美しいフォルム。快適性を極限まで追及した、まったく新しいシートユニットです。ベビートラベルシステムやオートスタンディングなどの多彩で優れた機能性が魅力です。


Quinnyの魅力はその最先端なデザインにありますが、機能的な魅力として「BABY TRAVEL SYSTEM」があります。ベビーとラベルシステムとは、ベビーをシートに乗せたまま、様々な移動スタイルで使えるチャイルドシート・ベビーカー製品の活用コンセプト! 自宅では据え置きのベビーシートやゆりかごとして。シートベルトや専用のアタッチメントで固定する自動車チャイルドシートとして、ハンドキャリーでベビークーハンとして、ベビーカーとドッキングして対面式ベビーカーとして・・・。お子様をシートに座らせたままの状態で、多彩なスタイルで使えます!


■対象年齢
新生児〜3歳くらいまで
■サイズ
立体時:L88cm/W66cm/H109cm
折畳時:L81cm/W66cm/H31cm
■本体重量
15.1kg(シート取り外し時:9.4kg)
■最大許容重量
15kgまで(Maxi-Cosiカーシート装着時:13kgまで)
■生産国
中国
■安全基準
ヨーロッパ安全規格EN-1888適合、イギリス安全規格ES-7409適合
■希望小売価格
73,500円(税込)



【個人的な感想】
デザイン的には今まで見た中で1番いいです。近未来的なフォルムと、デザイン性は類を見ない感じです。基本的に海外ブランドのベビーカーが苦手な?Jiroクンもそのデザイン性には納得のようでしたが、やはり気になるのは車輪の横幅と重量。 そもそも海外ブランドは改札が通れると思っていないのでその辺は良いのですが、それにしても幅をとりすぎる・・・。そして、畳んでも畳んだうちに入らない状態の15kgは殆ど芝刈り機。いくら、こういうベビーカーにするんだったら畳まない生活にするといっても下町のマンション暮らしの私にとっては、その素敵過ぎるデザイン性も失笑の的でしかなくなるので、無いかな・・・。

                                                                                                          • -


Stokke Xplory
ベビーとふれあい見つめ合う一体感と安心感を生むベビーカー

【What's Stokke Xplory?】
ストッケ エクスプローリーは、ベビーと近い高さでいっしょに街のお散歩を楽しめます。ベビーをやさしく包み込み、お出かけやお散歩が赤ちゃんにとってより楽しい経験になるように、細部にいたるまで考えてデザインされています。さまざまな利点をもたらす高い位置まで上げられるストローラーのシートから、調節可能なフットレストまで、ベビーの体の大きさに関わらずベビーの安全と動きやすさを確保しつつ、快適で安定感のある動きを実現しました。


ストッケ エクスプローリーの特徴は、ベビーと向き合うことでの一体感と安心感! これはベビーにとって一番心地よい体勢で、少し大きくなったら前を向いてベビーがまわりの景色を見渡す事もできます。調整できるふっとレスとパッド入りのインナーシートで、ベビーがいつも正しい姿勢で座れるようサポート! 座る、くつろぐ、眠るといったお子様の体制に合わせて対面3段階、背面2段階に簡単にシートの角度が調節可能です。


■対象年齢
新生児〜3歳くらいまで
■サイズ
立体時:L75〜102cm/W57cm/H89〜123cm
■本体重量
約8.5kg(キャリーコット装着時:12.5kg)
■最大許容重量
20kgまで(キャリーコット装着時:9kgまで)
■安全基準
EN 1888:2012、UK: Flammability: BS 5852、USA: ASTM F 833、AU: AS/NZS 2088:2009、CN: GB 14748:2006、CAN:SOR 85/379、KR: Safety inspection standard baby carriage、carriage StokkeR XploryR Patent no.: 315230
■希望小売価格
124,000円(税込)
※メーカー希望小売価格不明



【個人的な感想】
Stokkeは、”海外ブランドならコレかな!”と思っていた商品。鎌倉に住む友人も愛用のこちらは安定感があって、何よりもベビーとの位置が近いのが最大のポイント。ただ、やはり大きい・・・。Quinnyに比べると少し小さいし軽いのだけど、その存在感は凄いですよ。そして、Quinny同様畳んでもどこに置けばいいのか分からない状態にしかならない。こちらも、下町のマンション暮らしの私にはしっくりくる代物じゃないなと諦めかけています。これは、実物を見て思ったことですが、家の中も土足暮らしの海外では、外出から帰ってきてそのままスーッとダイニングテーブルまで引っ張っていけるので、海外での生活にはとても良いのではないでしょうか!

                                                                                                          • -

Bugaboo bee
セレブ愛用、さらに進化したアイコニックなベビーカー

【What's Bugaboo?】
オールインワン・ベビーカーを代表するバガブーの最新モデルは、よりマルチに、よりスタイリッシュに、より機能的に使えるようになりました。軽くてコンパクトで、持ち上げや保管も簡単! あらゆる路面に対応し、街・森・砂・雪と、新生児から用事のどんなお出かけにもスムーズにお供するベビーカーです。


Bugabooの特徴は、その手軽さとベビーの成長に合わせて簡単操作が出来る特別仕様のシートにあります。コンパクトで軽く、操作性に優れている為、押す人の動きを制限しません。ベビーコクーンを設置して新生児から、ベビーの成長に合わせ、3ポジションのリクライニングシートと、背面対面の切り替えも楽に操作できます。


■対象年齢
新生児〜
■サイズ
立体時:W60cm
折畳時:90cm×50cm×31cm
■本体重量
9.6kg
■最大許容重量
17kgまで
■希望小売価格
78,905円(税込)
※メーカー希望小売価格不明



【個人的な感想】
これは、噂で聞いていて興味がありましたが、それほど使用感などのレビューが上がってこない・・。そして、”世界中のセレブ愛用”と言われ続けているせいで、逆に我々夫婦は冷めた目・・・。で、実際に見て触って説明を受けてみたところ、確かに私の求めている背面・対面・キャリーコットと言うことなしなのですが、何か物足りない。 そして帆が浅い。 一切の妥協を許さず、世界一のコンパクトさ、安全性、機能性、操作のしやすさを誇っているベビーカーともなると、行きつく先はこんなにシンプルになって何となく頼りなさまで感じるようになってしまうのか・・というのが率直な感想。 ただ、流石海外ブランド、フレームなどの頑丈さや、シートの座り易さは良さそう。 ただ、これならば国内メーカー:コンビの「DIAGLASSE」の方が良いんではないかと思ってしまいました。 

                                                                                                          • -

Hugme
シーンや成長に合わせてアレンジできるベビーカー

【What's Hugme?】
ハグミーは、ビビットなカラーをアクセントに使い、「ベビーカー・キャリーコット・バウンサー」など、シーンにあわせて変身する機能性とデザイン性を両立した新コンセプトベビーカーです。パパもママもベビーにとっても、嬉しい機能・特長を持ち、安定感のあるスムーズな動きを実現!大型のエアタイヤやサスペンションの採用で、優れた旋回性能を発揮します。


Hugme最大の特徴は、その安定性とカラバリ。 鮮やかなターコイズ、ポップなボーダー、パパに嬉しいネオンブルー、ママに嬉しいネオンピンク、ハロウィン色のネオンオレンジ、アクティブなイメージが可愛いネオングリーン、(限定商品)フレームまでオールブラックのネオンブラック、フレームがホワイトのネオンホワイトと、カラバリが豊富。 他メーカーと頭1つ抜いた可愛らしいデザインに、このカラーラインナップが更に人目を惹きつけます!


■対象年齢
新生児〜3歳くらいまで
■サイズ
立体時:(A型対面)63cm×101cm×106cm
     (A型背面)63cm×97cm×106cm
     (B型対面)63cm×92cm×106cm
     (B型背面)63cm×91cm×106cm
折畳時:(シートあり)63cm×94cm×54cm
     (シートなし)63cm×94cm×38cm
バウンサー:(フラット)45cm×86cm×75cm
        (バウンサー)45cm×86cm×66cm
■本体重量
14.5kg
■最大許容重量
15kg以下
■安全基準
ヨーロッパ安全規格EN1888適合
■希望小売価格
68,000円(税込)


【個人的な感想】
ベビーカー選びに悩みすぎて、ノイローゼ気味になりかけていた頃ネットで出会ったのがHugme。もう一目ぼれでした。 他メーカーでは見ないカラバリとデザイン性は、私が求めていた全てをクリアしていました。そこで早速取扱店のカトージ@表参道に行き見てみると・・・、バカでかい!!!! ユーザーレビューで「車いすみたいって言われるけど・・・」的な書込みを思わず思いだし、吹きました。 こんなこともあろうかと、重量や、サイズをかなり予習していったはずなのに、こんなに吃驚させられるとは・・・・海外製品恐るべし! ということで、カッチカチに張ったお腹を引きずりながら悲しみと共に家路につきましたが、Hugmeのデザイン性は、やはり捨てがたくベビーキャリアは、思い切って皆のエルゴ押しを振り切り、Hugmeにすることに♪でも、ベビーカーは流石の安定感でしたよ。私も軽井沢とかに住んでいるようなら、迷わずこれにしていました!

                                                                                                          • -

以上が、私が迷いに迷ったベビーカーたち。
利用シーンや目的がそれぞれ違うので参考にならないかもしれませんが、もし海外メーカーで迷われている方がいらっしゃいましたら、少しでも参考にして頂けると嬉しいです。

よく海外メーカーのベビーカーを批判される方がいらっしゃいますが、電車に乗せるのであれば超コンパクトな物を買う以外、全て邪魔です。歩道だって同じです。 朝の満員電車は特に嫌がられますが、ママさんだって好きでその時間を利用しているわけじゃないですもんね。他人に対する気遣いをそれぞれが持てるようになりたいですね。
ずっと、日本でサラリーマンを続けている私はそう思います。